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<フラワーアレンジメントや、パーティーフラワー・ウェディングブーケにデザインされる季節のお花のメッセージの花束をお届けします。>
by ミルフルール・フラワーデザイン 水野麻紀
  <キャンディータフト・イベリス>

<季節: 1月下旬>

春を感じるとき〜 

皆さんはどんなとき、春を感じますか?
切花はワンシーズン近く花の顔ぶれが先取りされるせいか、私は1月中旬から2月に掛けてが気持ちの上では春なのですが、とりわけ、この花をみると「あー、これからどんどん市場は春めいてくるのだなぁ。。」と感じさせられます。

春に黄色い花を咲かせる菜の花と同じアブラナ科の花です。「キャンディタフト」といいます。一束でいろいろな花色のグラデーションを楽しめます。紫だったり、濃いピンクだったり、桜色だったりとそれは名前の通りキャンディ缶を開けたときの楽しみのようです。名前が可愛いですよね。 チューリップなどは半年近く出回っていますが、キャンディタフトはそれと比べると見かけるのがとても限られた時期なので、「この花がでたら春!」と私の心の中で季節の線引きがされているようです。 見かけたかと思うと、幻のように直ぐに姿を消してしまいます。

見た目はフラワーアレンジメントでおなじみの「スカビオサ」にも似ているように見えますが、スカビオサはマツムシソウ科なので種類が違います。

それからキャンディタフトは水揚が非常に悪いです。
またそこが野草っぽさがあって心惹かれるのです。

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